ギャラリー解説
書画
黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2023、12、27) |
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縦横・・4x3cm 東周篆文で刻した「靜坐沈思」(靜坐し沈思す)である。一 年も終わりに近づいた、靜に坐って深く思い返すのも、亦 た良い事でえあろう。「靜坐」は『韓非子』の十過篇に、「靜 坐し琴を撫して之を寫す」と有り、「沈思」は『文選』の序文 に、「事は沈思に出で、義は翰藻に歸す」と有る。この二 つを繋いだ詞で、些か騒がしい世情故に靜坐沈思したい と思うのである。 |