ギャラリー解説

書画

黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2024、1、23)

縦横・・7.5x7.5cm

大きな石に空間を多く取って文字を載せたら如何なる

見栄えになるのだろうか等々と、亦た亦た愚かな事を考

えた。其處で7.5センチ角に四字を置いて古璽文で刻

した「奇貨可居」(奇貨居く可し)である。出典は言うまで

もなく有名な『史記』の呂不韋傳であるが、何處か何か

落ち着かない。もう1センチ程文字線が太くても良かった

のかなあ、所謂「スタンプ的」な彫りになってしまったなあ

等々反省頻りである。


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