ギャラリー解説
書画
黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2024、2、5) |
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縦横・・5x2.5cm 金文で刻した「浮生至此雨谷風山」(浮生此に至り谷に 雨ふり山に風ふく)である。七十數年に及ぶ人生の、こ の晩年の數年に在って、將に山を越えんとすれば風が 吹きつけ、谷に落ち込めば更に雨が叩き付けると言う 状況で、一つずつ乗り越えては來たが、まるでジェット コースターに揺られまくっている様な二年間であったが 、己が人生を顧省するには、實に得難い時間であった 様に思える。 |