ギャラリー解説

書画

黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2024、2、12)

縦横・・5x2.5cm

いやはや實に己は愚かな輩であろうかと熟々思う。如

何に時間が有ったからと言ってもこの様な時にまでと、

思いつつもついつい石に手が伸びてしまう。入院當日

の午前中に刻した最後の一顆で、印篆で刻した「逢陽

春至秋葉吐香v(陽春の至るに逢はば秋葉も高吐か

ん)である。己の身體には一體何時頃に陽春が到來す

るのであろうか、半年以上先である事だけは明白であ

るが、下手な考え休むに似たりであれば、何はともあ

れ、さあ病院へである。


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