ギャラリー解説

書画

黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2024、2、25)

縦横・・5x2.5cm

昨年から今年にかけての數回に及ぶ入院手術等々、己

自身は何處か達觀した部分が無い譯では無かったが、

妻と娘達には口には出せない不安を抱かせ、特に妻に

は特段の勞苦を懸けたであろう事は、想像に難く無い。

其れを思えば今後は何を言われても、彼女達の言に從

うに如くは無しである。金文で刻した「從妹順子以終我

生」(妹《つま》に從ひ子に順ひ以て我が生を終へん)で

ある。


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