ギャラリー解説

書画

黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2024、3、9)

縦横・・5x2.5cm

古代中國では、國家の興亡に關しては、其れに先立ち

て天が豫徴を降すと言われている。『國語』周語上の殷

王朝滅亡の豫徴部分を、甲骨文で刻した「明神降之夷

羊在牧」(明神之を降し夷羊牧に在り)である。斯く思え

ば、最近の天變地異や各地の紛爭は、一體何の豫徴

であろうか、地球滅亡の豫徴などとは決して思いたく無

いが、何故か一抹の不安が纏わり付く。


ラリー一覧へ戻る]