ギャラリー解説

書画

黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2024、3、16)

縦横・・7.7x3.2cm

古璽文で刻した「處我在人律己在吾」(我を處するは人

に在り、己を律するは吾に在り)である。人が如何様に

對處してくれようとも、己を律するのは己自身つまり吾で

ある。江戸時代の儒者佐藤一齋は、「人に接するに春風

、己を律するに秋霜」と言っているが、常に秋霜の嚴しさ

で己を律していたならば、大きな間違いも起こさないであ

ろう。


ラリー一覧へ戻る]