ギャラリー解説

書画

黄虎洞手習い、陽刻自用遊印一顆(現代、AD2024、4、5)

縦横・・3.8x1.5cm

『孟子』盡心上の一句を、甲骨文で刻した遊印で、「小天

下」(天下を小とす)である。孔子は、東山に登って魯を

小とし、太山に登って天下を小とした、と有る。高い所から

下を見れば、下は小さく見えるが、其れが本當に「小」で

あると言えるのは、孔子なればこそであり、己如きには「

小とする」ものなど、何も無い。


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