ギャラリー解説
書画
黄虎洞手習い、陽刻自用遊印一顆(現代、AD2024、4、6) |
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縦横・・2.8x1.4cm 陶淵明の帰去來辭の一句を、金文で刻した遊印で、「今 是昨非」(今是にして昨は非)である。此の逆も亦た有り で「今非昨是」と成る。是非の判断などは、其の人のポジ ションや環境に因って転々變化する。更に人に因っても 是非の判断は分かれ、是非が一定しないのは世の常で あろう。故に己にとっては何が是で何が非かを見分ける 眼力が必要となってくる。 |