ギャラリー解説
書画
黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2024、4、9) |
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縦横・・2.4x2.4cm 昨日「石之華」展を見て來た。会場に足を入れて印石 を眺めた時、ほんの一瞬ではあるが己の心にある思い が生じて來た、歸宅後にその思いを漢語に託したが、 古文で刻した「乗風臥雲」(風に乗じ雲に臥す)である。 一寸大げさな言い方をすれば、「仙郷に遊んだ」と言う 事で、確かに一瞬ではあったが、小生の心を「物外」に 遊ばせてくれた。人様に因っては諸々のご意見は有る であろうが、若手六人が自ら樂しんだ世界を提示して いた。「なんだこいつ等は」と言われたにしても、「なん だ」と思われるのが若造の特権でもある。今後如何な る立場に付かれ様とも、常に「少年の狂」を心に持ち 續け、この會を永續させてほしいと願って已まない。 |