ギャラリー解説

書画

看雲荒木高博、行書七絶(近代、AD1869〜1932)

紙本肉筆・・縦137cm、横33cm

「問牛」の下に、陰刻回印の「源高博印」と陽刻「

字曰約卿」の落款が押されている。荒木看雲は岡

山の人で、岡田藩の祐筆にして書家であった荒木

雲石の長男で、名は高博、字は約卿、号を看雲・

問牛などと称し、東大卒業後ドイツに留学し、帰国

後は東京で開業した医者であるが、同時に漢詩を

善くした漢学者文人でもあり、岡山医界の三筆と

も称されている。


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