ギャラリー解説

書画

黄虎洞手習い、陰陽刻自用印二顆(現代、AD2024、4、18)

縦横・・2.4x2.4cm

『論語』八佾篇と爲政篇の一句を、それぞれ古璽文で刻し

た、「成事不説」(成事は説かず)と「有恥且格」(恥じること

有りて且つ格《いた》る)である。何事も起きてしまった事は

、とやかく言っても始まらないし、禮節を以て對應すれば、

例え變な相手でも恥じる心が生じ善に至ると言う。しかし、

現實には成ってしまった事をあれこれ論い、禮節を以て

接すれば接するほど怒らせてしまう事が多々有る、故に

人と話すのは難しい、特に顔の見えないネット社會に於い

ては尚更である。


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