ギャラリー解説蛟蛟
書画
黄虎洞手習い、陰陽刻自用印二顆(現代、AD2024、5、14) |
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縦横・・3x2.4cm 『蒙求』の王戎と王承の一句を甲骨文で刻した、「神彩秀徹 」と「推誠接物」(誠を推して物に接す)とである。神彩秀徹 とは、西晉の司徒に任じられた王戎の才能を評した言葉で 、阮籍は王戎を「濬沖清賞」と稱している。王承は其の門下 から東晉の名臣王導・衛玠・庾亮らを輩出した人物で、寛 大で常に誠實な態度を以て人に接し、人々は彼を親愛し たと言う。今回は「物」以外は甲骨文に無く小篆にしようか とも思ったが、幸いな事に全て形聲文字である。其處で餘 り好きでは無いが、單獨の意符と音符とを組み合わせた 作字を使用した。 |