ギャラリー解説蛟蛟
書画
黄虎洞手習い、陰陽刻自用印二顆(現代、AD2024、5、17) |
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縦横・・3x2.4cm 『蒙求』の張芝と豫譲の句を戰國篆文と金文で刻した、「臨 池學書」(池に臨みて書を學ぶ)と、「呑炭爲唖」(炭を呑み 唖と爲る)とである。「草聖」と稱された後漢の張芝の話は 有名で、「池に臨んで書を學び、池水盡く黒し、筆を下せば 必ず楷則を爲す」と傳えている。豫譲は國士として遇して くれた智伯が、襄子に滅ぼされて其の頭蓋骨は漆を塗って 酒器にされた(織田信長の頭蓋骨酒器の原典は此處に有 る)爲、國士として仇を報ず可く、身に漆を塗って獅ニなり 炭を呑んで唖となり、己の形状を變へて襄子に近づいた と言う話である。 |