ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2024、6、1)

縦横・・6x1.5cm

折れて半分に切斷された石を繋ぎ合わせた部分を、何

とか利用できないかと考え、接着面の形から「水」の字

が刻せそうだと思い、「水」の上下に配する言葉を考え

、甲骨文で刻した「天雨野水立至」(天雨ふり野水は立

《ちどころ》に至る)である。彫れる場所が有れば何處で

も刻しているので、こんな馬鹿な事をするが、本來はち

ゃんとした印面に刻するのが筋である事は、十分に理

解している。しかし、日記代わりの様な刻石であれば、

年金暮らしの老人は石代をけちって、何處でも彫って

しまう愚行を繰り返しているのである。


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