ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2024、6、13)

縦横・・3x3cm

『易經』の繋辭上の一句を、甲骨文で刻した「樂天知命」

(天を樂しみ命を知る)である。天命を悟って人生を樂し

む事である。孔子は「五十にして命を知る」と言っている

が、己は既に七十の半ばである。斯くあらば此處から先

はおまけであろう、天命に從って淡々と進むだけで、病

も亦た一つの樂しみとして、「樂病知命」の境地に身を

置きたいと願っている。


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