ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2024、7、7)

縦横・・5x3cm

最近は夜の靜な時間に窓を半分ほど開けて、其の日

の事を思い浮かべて石彫りに勤しんでいるが、夕刻か

ら降り續いていた雨も上がり微風が漂い、雲も晴れて

月光が差し込んで來た。其の状況を單に言葉にしたに

過ぎないが、戰國篆文で刻した「雨止風來雲破月至」(

雨止み風來たり雲破れ月至る)である。何か即物的で

つまらぬ言葉だと思う、短文と雖ももっと推敲が必要で

あろう。


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