ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陰刻自用遊印一顆(現代、AD2024、7、15)

縦横・・3.5x1.3cm

『後漢書』公孫述傳の一句を、金文で刻した遊印で、、「死

中求生」(死中に生を求む)である。如何に困難な中に在

ろうとも、常に生きる道を探すと云う事である。この言葉は

延岑が公孫述に語った一句で、「男兒は當に死中に生を

求むべし、窮に坐す可けんや」と云っている。何事も決して

諦める事無く、最後の最後まで道を探し續ける事が重要で

あろう、己も最後の土壇場まで、藻掻き續けるつもりであ

る。


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