ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2024、7、24)

縦横・・3x3cm

『老子』の第二十二章と第五章の語を組み合わせて、印

篆の回印を刻した「抱一守中」(一を抱き中を守る)であ

る。道を抱いて虚を守る事である。此が出來たならそれ

こそ聖人になれるであろうが、なかなかそうは行かず、

凡人には道を抱く事も虚を守る事も、おいそれとは出來

ない。老子の哲理の一端である。


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