ギャラリー解説蛟蛟
書画
黄虎洞手習い、陽刻自用遊印一顆(現代、AD2024、8、11) |
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縦横・・1.2x1.2cm 1.2センチ角に古璽文で刻した、「後凋」(凋《しぼ》むに後 《おく》る)である。苦難に堪えて節操を固く守る事の例えで 、『論語』子罕篇に「松柏の凋むに後るるを知る」と有る。 己は普段の行動は可成り好い加減であったが、訓讀屋の 筋或いは研究者の節操に關しては、其れを守る事で諸々 の問題が生じるであろう事は、十分に承知はしていても、 敢えて固く守り通して來たつもりである。 |