ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2024、8、31)

縦横・・3x3cm

此の數日猛暑で流石に身體がぐったりしているが、此の

異常な暑さは未だ一週間ぐらい續きそうである。其處で

其の様子を甲骨文で刻した、「赫々炎々日々氣息耳」(

赫々炎々日々氣息するのみ)である。「赫々炎々」は、『

詩經』大雅雲漢に有る言葉で、どうしようも無い暑さを表

しており、「赫々炎々云に我所無し」と有る。要するに、

この異常な暑さの中で、辛うじて日々息をしているだけ

なのである。今日も用事が有ってお昼過ぎに出かけた

が、頭がクラクラして引き返して來た。


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