ギャラリー解説

書画

磐溪大槻清崇、行草書七絶(江戸時代、AD1801〜1878)

紙本肉筆・・縦131cm、横29.7cm

「燕澤碑 磐翁」の下に、陰刻「清崇字士廣」と陽刻「磐谿

」の落款が押されている。大槻磐溪は仙台の人で、名は

清崇、字は士廣、号を磐溪・寧静子などと称し、十六歳で

江戸の昌平黌に入り、文を松崎慊堂に、詩を梁川星巌ら

に学び、仙台藩伊達侯の侍講となった儒者である。七絶

ではあるが、下部に破れが有り十四字目と二十八字目が

消えて(僅かに漢字の一部が残っている)いる。


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