ギャラリー解説蛟蛟
書画
黄虎洞手習い、陰陽刻自用印二顆(現代、AD2024、9、29) |
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縦横・2.4x2.5cm 共に『論語』で季氏篇と述而篇の句を、金文で刻した「疑思 問」(疑には問を思う)と「好古敏求」(古を好み敏に求む) とである。共に学問の重要性を言った言葉で、季氏篇に は「君子の九思」が述べられており、「視るには明を思ひ、 聽くには聡を思ひ、色は温を思ひ、貌は恭を思ひ、言は忠 を思ひ、事は敬を思ひ、疑には問を思ひ、忿には難を思ひ、 得るを視ては義を思ふ」と有る。述而篇には、「我は生まれ ながらにして之を知る者に有らず、古を好み敏に以て之を 求むる者なり」と有る。 |