ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陽刻自用遊印一顆(現代、AD2024、10、16)

縦横・1.5x1.5cm

『呂氏春秋』孟夏紀用衆の一語を、甲骨文で刻した遊印で「

粹白」である。純白の意味で、「用衆」には、「天下に粹白の

狐無し、而れども粹白の裘有るは、之を衆白に取ればなり」

と有る。此の言葉は、同一の句が『淮南子』説山訓にも有る

が、説山訓の方は、「取」を「掇」に作っている。


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