ギャラリー解説蛟蛟
書画
黄虎洞手習い、陰陽刻自用遊印三顆(現代、AD2024、10、17) |
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縦横・1.5x1.5cm 今回は「和」盡くしの遊印三顆を刻してみた。古璽文で刻した「 和親」と、金文で刻した「和氣愉色」と、戰國篆文で刻した「和 適」とである。「和らぎ親しむ」とか「和やかな氣分」とか「和らぎ 適う」とか、共にに「和らぐ意味を含んでいる。「和親」は、『資 治通鑑』漢紀に「衛律、單于の爲に漢と和親せしむ」と有り、「 和氣云々」は、『禮記』祭義に「和氣有る者は必ず愉色有り」と 有り、「和適」は、宋玉の「神女賦」に「性は和適、宜しく旁らに 侍るべし」と有る。 |