ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2024、10、31)

縦横・5x2.4cm

『周易』坤の一節を金文で刻した、「黄中通理正位居體」

(黄中通理、位を正して體に居る)である。君子たる者の

道を説いた言葉である。「體」とは「下體」の事で、人に下

る事を言う。故に其の美徳が外に現れるのだと言う。凡人

の己には縁遠い言葉である。


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