ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2024、11、4)

縦横・5x3cm

『詩經』鄭風將仲子の一句を金文で刻した、「父母之言

亦可畏也」(父母の言、亦た畏るる可きなり)である。其

の時は五月蠅いと思うが、後になると父母の一言一句

が、改めて身に沁みる。遅きに失したと雖も、「素直に

受け入れていれば」と、悔悟と追憶とが入り交じった、切

ない感慨に襲われる昨今である。


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