ギャラリー解説蛟蛟
書画
黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2024、11、11) |
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縦横・2.4x2.4cm 甲骨文で刻した、「推敲悚々彫石慄々」である。今まで、 文を考える事も、石を彫る事も樂しく感じ、其の樂さに任 せて行って來たが、駄印千個を超えた辺りから、何かこ んな文で良いのだろうか、こんな彫りで良いのだろうか、 と言う疑問と同時に己の考えた文や彫ったものに、得も しれぬ恐れとおののきが生じだして來た。今、己の心の 中では、樂喜と悚慄とが鬩ぎ合っている。 |