ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陰陽刻自用遊印六顆(現代、AD2024、11、16)

縦横・2x2、1.8x1.2cm

偶々『禮記』の大學篇を讀んでいて、出だしの有名な一節を即

興的に刻した遊印で、各々小篆・印篆・古璽文・東周篆文・西

周金文・甲骨文で刻した、「誠意」「正心」「修身」「齊家」「治國」

「明明コ于天下」(意を誠にし心を正し、身を修め家を齊ひ、國

を治め明コを天下に明かにす)である。天下を治めようと志す

者には、これだけの徳目を實践する必要が有るが、果たして

世界のリーダー達で、何人の方々が行っておられるのだろう

か。


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