ギャラリー解説蛟蛟
書画
黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2024、11、20) |
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縦横・2.1x2.1cm 徽號を彫るのも樂しいが、石彫りは矢張り言葉を彫るの が一番面白い。其處で再び言葉彫りに立ち返った。北宋 蘇東坡の「答秦太虚書」中に有る「水到渠成、不須預慮」 の一句を古璽文で刻した、「水到渠成」(水到り渠成る)で ある。學問を續けていればコも自ら身に付く、と言う事で ある。己は學問ではなく漢文訓讀(技術)だけを追求して 來た爲、コなど殆ど身に付かなかった。もう少し學問を行 っていたならと、悔悟と反省の晩年である。 |