ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陽刻自用遊印一顆(現代、AD2024、12、23)

縦横・1.5x1.5cm

佛典の『涅槃經』十九に有る語を、甲骨文で刻した遊印の「

自在天」である。何も束縛を受けない自由氣ままな境地を表

す言葉であるが、『涅槃經』には、「一切の衆生は悉く是れ

自在天の作る所、自在天は衆生の安樂を喜ぶ」と有り、亦

た唐の元稹の「悟禪詩」には、「自ら無名字を笑ふ、因りて

自在天と名づく」と有る。


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