ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陰刻自用遊印一顆(現代、AD2024、12、24)

縦横・1.5x1.5cm

『楚辭』九歌の一語を、古璽文で刻した遊印の「樂康」であ

る。樂しく安らかな様を言った言葉で、九歌には、「五音は紛

として繁《おお》く會すれば、君は欣欣として樂康す」と有る。

今の己は、樂しい事は有っても安らぐ事は殆ど無く、常に何

かに追い立てられている様で、氣持が安らぎ落ち着く事が、

あまり無いのは殘念である。


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