ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陰陽刻自用印一顆(現代、AD2025、2、5)

縦横・5x2cm

これは單なる思い付きの遊びである。金文で刻した「日々

不温席」「西北東南」「夜々寝馬上」(日々席を温めず、西

し北し東し南し、夜々馬上に寝ぬ)である。日々彼方此方

飛び回り休む暇の無い様子である。十代の終わりから二

十代の始めにかけては、この様な感無きにしも非ずえあ

ったが、退職後真逆で、日々席を温め夜々床に寝ね、常

に茅屋に棲座す、と言う状況である。


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