ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2025、2、14)

縦横・5x2.5cm

『楚辭』九章の懐沙の一句を、甲骨文で刻した「内厚質

正大人所盛」(内厚く質正しきは大人の盛とする所なり)

である。心の中が真面目で厚く性質が正しくて變わらな

いのを、大人物は褒めるものである、と言う事である。己

などは軽薄な輩故に、「内は厚からず質は正しからず、

大人の蔑する所なり」であろう。そう言えば在職時代は

、己の身勝手・奇行・放言等々に因り、蔑視と嘲笑を多

々受けて來たが、其れも己の生きる道である。


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