ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2025、2、24)

縦横・2x2cm

『韓非子』南面篇の一語を、戰國篆文で刻した「毋易常」

(常を易ふる毋れ)である。特段の理由が無い限りは、

通常の事を變えない方が宜しいと言う事である。日常は

偉大なマンネリであり、時として變化を加えんとする衝動

にかられるが、よくよく熟慮の結果でなければ、得てして

失敗するものである。己は衝動的に物を買い、後で後

悔する事多々である。


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