ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2025、3、11)

縦横・5x2cm

『國語』晉語一の一句を金文で刻した、「大家隣國將師

保之」(大家の隣國將に之を師保せんとす)である。大き

な隣國が周圍の國々を導き、自立自保出来る様にする

事を言った言葉である。しかし、最近の國際情勢を見る

と、大家の隣國が「師保」ならぬ「保有」せんとする傾向

、「大家の隣國將に之を保有せんとす」状況が、多々散

見し、悲しい氣持になる。


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