ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陰陽刻自用印二顆(現代、AD2025、3、18)

縦横・2.2x2cm

この數年來己が身に起きた事を、古璽文で刻した「日月得

疾」(日に月に疾《やまい》を得《う》)と、「將亦何言」(將《は

》た亦た何をか言はん)とである。己の日常は、先ずカレン

ダーに病院の豫定を書き込み、其の後で他の豫定を書き

込む、と言う状況である。病院も五カ所を轉々として、今は

恒常的な二カ所である。はてさてこの病院巡りの様な生活

は、一體何時終わるであろうか、それともこれが、西方浄

土への道程なのか、將に「何をか言はんや」である。


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