ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2025、3、22)

縦横・5x2cm

『貞觀政要』任賢篇の一句を戰國篆文で刻した、「才兼

文武出將入相」(才は文武を兼ね出ては將入りては相)

である。此は唐の王珪が李靖を評した言葉である。昨今

文武を兼ねた人を、余り見かけなくなった事は、聊か殘

念な氣がする。己は怠惰でぐうたらであれば、文武なら

ぬ「性は怠樂を兼ね、出ては樂入りては怠」である。故

に妻から叱責を受ける事多大なのである。


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