ギャラリー解説蛟蛟
書画
黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2025、3、26)
縦横・2x2cm
金文で刻した「杜宇啼三春」(杜宇は三春に啼く)である。
「杜宇」とは、不如帰のことである。『華陽國志』蜀志に、
「杜宇、帝を稱し望帝と號す。・・・帝西山に升り隠る、時
は適に二月、子鵑鳥鳴く、故に蜀人子鵑鳥の鳴くを悲し
むなり」と有る。此処には二月と有るが、杜鵑と言えば
一般的に三月である。
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