ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2025、4、24)

縦横・1.2x1.2cm

急に小印が彫りたくなり、甲骨文で一センチ角に四字刻

した、「今月同古」(今の月は古《いにしえ》に同じ)である

。空に懸かる月は今も昔も同じであるが、其れが異なっ

て視得るのは、視る己の心が同じでないからであろう。

『抱朴子』の尚博には、「今月は古月の朗に及ばず」と

有る。


[ギャラリー一覧へ戻る]