ギャラリー解説蛟蛟
書画
黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2025、4、25) |
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縦横・1.2x1.2cm 甲骨文で一センチ角に四字刻した、「玉壺冰心」(玉壺 の冰心)である。心の清らかな例えである。唐の王昌齢 の「芙蓉樓に辛漸を送るの詩」には、「洛陽の親友如し相 問はば、一片の冰心玉壺に在り」と有る。己を省みれば 、「玉壺」ならぬ「瓦壺濁心」である。長年の迷い悩んだ 濁心が、今も胸底に蟠っている。 |