ギャラリー解説

書画

梧堂石川総明、行書二字(江戸時代、AD1778〜1852)

絹本肉筆・・縦35cm、横55cm

行書で書かれた「抱雨」の二字で、「梧堂」の下に、陰刻「????」と

陽刻「知秋詩屋」の落款が押されている。石川梧堂は江戸の人で、名

は総明、字は錫我・龜甫、号を梧堂・知秋などと称し、伊勢亀山藩主の

三男で、旗本石川家の養子となり、門弟を多く抱えた能書家として知ら

れた幕臣である。「辛巳春日」とあれば、文政四年・1821の作である。


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