ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2025、5、19)

縦横・2x2cm

『書經』泰誓篇の一句を金文で刻した、「罔或無(无)畏」

(畏れ無きこと或《あ》る罔《な》し)である。人は常に畏れ

敬う氣持を持っていなければならない、と言う事である。

しかし、最近は庶民から指導者に至るまで、「畏れ」より

も「怒り」を表す傾向が、彊くなっている様に見受けられ

るのは、何處か悲しい。


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