ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陰陽刻自用印二顆(現代、AD2025、5、25)

縦横・2×2cm

最近石を彫る事に對して、諸々面白く無い事が重なり樂し

く彫る氣分では無くなった。氣持が萎えると彫りたい言葉と

て浮かんで來なくなる。金文で刻した「楊家將」と「藝文陔餘

」である。全て書籍の名前である。暇つぶしに讀んでいる『

楊家將演義』と、數十年繼續して讀に續けている研究會の

『藝文類聚』と讀書會の『陔餘叢考』とである。漢文を讀もう

と言う意識が有るから、何とか己が生を保っている様に感

じる。


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