ギャラリー解説

書画

節齋森田益、行草書七絶(幕末維新、AD1811〜1868)

紙本肉筆・・縦131cm、横28cm

「森田益」の署名が有る。森田節齋は大和の人で、名

は益、字は謙蔵、号を五城(33歳前後まで)・節齋・節

翁(40歳前後)・愚庵(56歳以後)などと称し、初め古

注学者の猪飼敬所に学び、次いで頼山陽に学び、後

に江戸に出て昌平黌に入って宋学を学び、『孟子』に

精通して文名の高かった儒者である。「乙未夏日」とあ

れば、天保六年・1835の二十五歳の時の作である。


[ギャラリー一覧へ戻る]