ギャラリー解説蛟蛟
書画
黄虎洞手習い、陰陽刻自用印二顆(現代、AD2025、7、11) |
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縦横・2.2×2cm 『荘子』天運篇と『禮記』曲禮上の一句を、各々戰國篆文 で刻した、「勞而無功」(勞するも功無し)と、「禮尚往來」( 禮は往來を尚ぶ)とである。己が日々行っている石彫りな どは、全く無駄骨作業であり「勞するも功無き」行爲の最た るものである。亦た「禮」は遣り取りを尊ぶが、老齢と病苦 の爲に「禮を欠く」事と「恥を掻く」事とが多くなった。 |