ギャラリー解説
書画
夕田千原鎮誠、行草書五絶(幕末維新、AD1830〜1894) |
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紙本肉筆・・縦108cm、横29cm 「夕田生」の下に、陰刻「豊國原誠」と陽刻「明卿氏」の落 款が押されている。千原夕田は豊後の人で、名は鎮誠、 字は明卿、号を夕田・放浪子・自適斎などと称し、幼にし て肥前の谷口藍田に句読を習い、十四歳で広瀬淡窓の 咸宜園に入り、更に長崎の木下逸雲に画を学んだ画家 であるが、同時に詩・書も善くして長三洲と比肩される程 の能書家でもある。 |