ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2025、8、14)

縦横・2.4×5cm

『晉書』樂廣傳の一句をアレンジして、甲骨文で扁額風に

刻した「撥雲見天」(雲を撥き天を見る)で、前途に光明を

見出す事である。樂廣傳には、「此の人の水鏡は、之を

見れば瑩然たりて、雲霧を披きて青天を睹るが若きなり

」と有る。己もリスクの高いカメラ導入の膵臓検査を受け

て、其の結果が癌で無いと判明した時には、將に「撥雲

見天」の思いを持った。


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