ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2025、8、25)

縦横・2×2cm

北宋司馬光の『迂書』官失の一語を、甲骨文で刻した「

目食耳視」(目もて食し耳もて視る)である。衣食本來の

目的を失って、外觀の贅沢さや派手さに流れる事で、、

官失には、「世の人、耳もて視て目もて食しりを以てせざ

る者鮮し」と有る。己は耳視は全く無いが、目食は時とし

て生じる、スーパーで變わった物を見かけると、ついつい

欲しくなり買ってしまうが、家に歸ると其れほど食べたくも

無く、妻に叱られてばかりである。


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