ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2025、8、30)

縦横・2.3×2cm

唐の李咸用の七言詩(十七句)遠公亭牡丹の一語を、

古璽文で刻した「左文右武」(文を左にし武を右にす)で

ある。文武を共に用いて天下を治める事であるが、亦た

文武を兼ね備えている事も表し、「文武具備」とか「文武

兩道」とかと、同じ意味でもある。遠公亭の詩には、「紅

葩艶々として童星に交はり、左文右武君榮を憐れみ、白

銀鞮上清明に慚づ」と有る。


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